「ネットワークのおべんきょしませんか?」は、今やつながっていることが当たり前のネットワークの仕組みをより深く理解していただくためのネットワーク技術解説サイトです。

ITエンジニアの方はもちろん、普段、ネットワークを利用しているすべての方が「ネットワークってこんな風につながっているんだ」って参考にしていただければ幸いです。

ネットワーク技術を基礎から学ぶために、以下のカテゴリに分類してさまざまな解説をしています。これからネットワーク技術を勉強される方は、カテゴリの並びの順にご覧ください。

ネットワーク技術解説カテゴリ

カテゴリ概要
ネットワークの全体像普段利用しているネットワーク。そのネットワークの仕組を知るためには、まずは全体像を把握することがとても重要です。会社の社内ネットワークがどんな構成になっているか?インターネットって一体どんなネットワークなの?といったネットワークの全体像を知るための記事をまとめています。
ネットワークアーキテクチャPC/サーバ/スマートフォンなどは共通のネットワークアーキテクチャを利用して通信を行っています。ネットワークアーキテクチャは、さまざまな決まりごとであるプロトコルから構成されていて、ちょうど、私たち人間が利用する言語に相当します。
TCP/IPWebサイトの閲覧、電子メールの送受信、SNSのメッセージアプリなどほぼすべての通信がTCP/IPに基づいて行われています。TCP/IPはいわば、ネットワークの共通言語です。そのため、TCP/IPの仕組みを理解することは、ネットワーク技術を学ぶうえで非常に重要です。
イーサネットの仕組みイーサネットは、1つの同じネットワークの中でデータを転送するためのプロトコルです。企業の社内ネットワークや家庭内ネットワークを構築するために、イーサネットをよく利用しています。
イーサネットの仕組みをしっかりと理解して、社内ネットワークや家庭内ネットワークを構築しましょう。
レイヤ2スイッチの仕組みレイヤ2スイッチ(スイッチングハブ)は、イーサネットを利用した「1つの」ネットワークを構成するためのネットワーク機器です。企業の社内ネットワークのLANや家庭内ネットワークはイーサネットを利用します。すなわち、レイヤ2スイッチは社内ネットワークのLANや家庭内ネットワークを作るための機器です。
VLAN(Virtual LAN)の仕組みVLAN(Virtual LAN)とは、レイヤ2スイッチでネットワークを分割するための技術です。レイヤ2スイッチでVLANによって、ネットワークを分割することで、ネットワークの論理構成を自由に決められるようになります。また、VLANはネットワーク機器であるレイヤ2/レイヤ3スイッチだけで利用するのではありません。仮想サーバをどのようにネットワークに接続するかを決めるのもVLANの設定です。
WAN(Wide Area Network)WAN(Wide Area Network)とは、企業の拠点のネットワーク(LAN)同士を相互接続するためのネットワークです。WANはNTT/KDDIなどのキャリア(電気通信事業者)が構築しているネットワークで、企業の拠点を接続するためのさまざまなWANサービスを提供しています。

WANへの接続や各種WANサービスの仕組みについて解説します。
IPアドレッシング一般のユーザにはIPアドレスのことを意識させないようにしていますが、TCP/IPの通信では必ずIPアドレスを指定しなければいけません。そのため、 ネットワークの仕組みを理解するうえで、IPアドレスの詳細を把握しておくことはとても重要です。IPアドレスのフォーマットや分類などIPアドレスの詳細について解説します。なお、ここではIPv4アドレスのみです。
IPルーティングのキホンネット上など遠く離れたサーバと通信できるのは、ルーティングが正常に行われているからです。ルーティングはネットワーク技術の中でも特に重要です。
どのようにして、遠く離れたサーバまでデータが転送されていくのかというルーティングの仕組みをしっかりと把握しておきましょう。
OSPFの仕組みOSPF(Open Shortest Path First)は、企業の社内ネットワークで一番よく利用されているルーティングプロトコルです。大規模なネットワークでも、効率よくルーティングテーブルを作成して、IPパケットのルーティングが可能になります。OSPFを効果的に利用するには、その仕組をきちんと理解しておくことが重要です。OSPFの仕組みについて解説します。
EIGRPの仕組みEIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)はCisco独自のルーティングプロトコルです。最適ルートを決めるときに利用可能なバックアップルートも決めることができます。そのため、障害発生時に迅速に経路を切り替えられるメリットがあります。
IPルーティング応用ルーティングプロトコルでアドバタイズするルート情報のフィルタや、メトリックの調整、複数のルーティングプロトコルを利用するときの再配送などより高度なIPルーティングの技術について解説します。
BGPの仕組みBGP(Border Gateway Protocol)は、主にインターネット接続サービスを提供するISP(Internet Service Provider)で利用されているルーティングプロトコルです。膨大なインターネットのルート情報を扱うことができる拡張性を備えて、最適ルートの決定を柔軟に制御できることが大きな特徴です。BGPの動作の仕組みとCiscoルータなどのネットワーク機器での設定について解説します。
MPLS/MPLS-VPNMPLS(Multi Protocol Label Switching)はラベルによってデータの転送をさまざまな形で制御できるようにしています。MPLSの一番の応用例がMPLS-VPNです。MPLSおよびMPLS-VPNの仕組みについて解説します。
IPマルチキャストの仕組みIPマルチキャストによって、同じデータを複数の宛先に一括して転送することができます。送信元から転送されたデータは、ルータやレイヤ2スイッチなどのネットワーク機器で適宜コピーされてネットワーク上を転送されます。
IPマルチキャストの動作の仕組みとCiscoでのIPマルチキャストの設定について解説します。
IPv6IPv6はIPv4の後継プロトコルです。IPv6の基本的な役割は、IPv4と同じくあるホストから別のホストまでのデータの転送、すなわち、エンドツーエンドの転送を行うことです。そして、エンドツーエンドの転送以外にもさまざまな拡張がされています。IPv6の動作の仕組みについて解説します。
セキュリティの基礎ネットワークを利用することが当たり前になり、さまざまなサービスが提供されていて、ビジネスでもプライベートでもとても便利になっています。便利になればなるほど、セキュリティのリスクも高まります。セキュリティをいかに確保するかがとても重要になっています。主にネットワークの通信のセキュリティを確保する技術について解説します。
インターネットVPNインターネットVPNとは、インターネットを介してプライベートネットワーク(社内ネットワーク/家庭内ネットワーク)の通信を実現することです。悪意を持つユーザが存在するインターネットを経由するので、暗号化などでセキュリティを確保することが重要です。インターネットVPNを実現するために、IPSecやSSLなどさまざまな技術があります。
QoSの基礎QoS(Quality of Service)は、日本語では「サービス品質」と訳されます。ネットワークの「サービス」とは、データを転送することです。QoSによって、さまざまなアプリケーションの要件に応じて、どのようにそれぞれのアプリケーションのデータを転送するかを制御します。
QoSの仕組みについて解説します。
CiscoのキホンCiscoのネットワーク機器は、企業向けのネットワークで大きなシェアを占めています。 Cisco以外の機器もCiscoライクなコマンド体系を持つことも多くなっています。
Ciscoの機器の設定ファイルの中身やコマンド体系などCisco機器を扱うための基本的な知識を学ぶことは、ネットワーク構築の基本です。
GNS3の使い方GNS3は、Ciscoルータをはじめとしたさまざまな機器をエミュレートできるフリーのソフトウェアです。GNS3を利用することで、PC上でさまざまなシステムを仮想的に構成してその動作を確認することができます。CCNA/CCNP/CCIEなどの勉強にもとても役立ちます。
主にGNS3でCiscoルータをエミュレートすることについて解説します。GNS3 v2.xに基づいています。

MENU
PAGE TOP